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今日の樫原

訂正:柴刈り!

二宮金次郎像

 今日、何気なく以前の記事を見ていたら、とんでもない間違いに気づいて、冷や汗を通り越して凍ってしまいました。
 11月26日のボランティア作業記事の中で、柴刈りをなんと「芝刈り」と誤記していました。普段から「芝刈りじゃありませんよ、柴刈りですよ!」とあんなに言っているのに、何という失態。早速訂正しました。
11月30日:ボランティア作業:落ち葉かき ←訂正しました。

 昭和中期までの里山では、燃料や肥料にする目的で林内の低木や枯木が日常的に持ち出されていました。この行為が柴刈りで、その為の特別な山を「柴山」として使っていたところもありました。昔話のおじいさんは、山に柴を採りに行っていたのです。二宮金次郎も柴刈りに行っていたのです。江戸後期や明治期などの里山は、燃料としての木材の持ち出しが激しく、はげ山や草山が広く見られたと言います。じつは「里山」の状態は時代や地域によって異なります。「となりのトトロ」のころの里山は落葉広葉樹の森で、今も多くの人がそれを「里山」と認識しているようです。でも、現在、人里近くにあるいわゆる里山は常緑広葉樹の森になりつつあります。里山の形状は人々の関わりの程度で変化するのです。 では、樫原湿原で目指している「里山」はどんなものか。これについてはあらためて書かせていただきます。
 今日は取り急ぎ訂正させていただきます。(焦ったなあ~)

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