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今日の樫原

水湿生植物の宿命?

湿地Ⅰの水位は大きく低下
地面に張り付いたヒツジグサ
タヌキモ類

 雨が少なく、水生植物のヒツジグサもタヌキモ類(イヌタヌキモ、ヒメタヌキモ)もご覧の通り。干上がった池の底部に張り付いた状態になってしまいました。これでどのくらい持つのかなと心配してしまいますが、水湿地の植物にとっては生育地のこのような乾燥は想定内でしょう。水域が干上がるのは普通にある変化で、彼らにとっては当たり前。この変化の中で生き残れるものだけが残ってきたのでしょう。
 それにしても、自然の中で生きていくのは厳しいですね。来訪者の「空気がきれいねぇ」、「癒やされる~」、「かわいい~」等の歓声の横で、ここで生き抜く生き物たちは全く違う感想をつぶやいているのかも知れません。

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