幸いにも15日の豪雨の被害は軽微でした。被害状況確認のため中之島周回道を回っていたとき、葉っぱの上に白いセミが止まっていました。一瞬、「セミの白化個体!?」と思ったのですが、近づいてよく見ると体の節々にカビのようなものがびっしりついていました。「なにこれ?」状態でしたが、後でかなでさんが教えてくれました。「セミはヒグラシで、Metarhizium cylindrosporum(メタリジウム・シリンドロスポルム)という不完全型の昆虫寄生菌に侵されている」とのこと。まだ死んでおらず、わずかに動いていましたが、「すぐに殺さず、セミを動かして菌を拡散させる戦略です。この菌、じつはかなり頭が良いです。」とか(by かなでさん)。生き物たちの世界、奥が深いなあ。
カテゴリー