数年ぶりに枯松が多数発生。少しずつ伐採処理をしていますが、安全確保と周辺植物への影響を少なくするため、ロープで牽引して目標方向に伐倒しています。この際、最初にロープをかけるのが一仕事です。長い棒の先にロープの端をつけて伐採予定木の枝にかける場合もありますが、少し高めの位置にかけるときは、上の写真の様に、ツリークライミングで使う重り(スローウェイト)を投げ上げて、まず、細いひも(スローライン)を引っかけ、このひもで太い牽引用ロープを引き上げてかける場合もあります。5日は後者で、kanadeさんがトライ。(まだ修行中です。)かけたロープの端は牽引用機具(手動ウインチ)に繋いで引っ張ります。ウインチで引く度に枯れマツの枝先が揺れ、最後は大きな音を立てて倒伏。枯れ枝が飛び散ります。(桑原集落の伐採プロの方々から、枯れ枝が一番危ないと、何度も教えていただいています。ご安全に!)この日は枯れマツを2本、ほぼ目標方向に倒せました。幹は薪用の長さに切って搬出。キャンプ場関係者や薪ストーブを使っている村の人が持って行ってくれます。
この冬、マツ、コナラの伐採予定が5本以上。少しずつ、安全に、そして周辺植生に優しく、可能な範囲で処理していこうと思っています。
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