2月3日、今季最大の寒波が入り始め、湿原は刺すような寒さでした。そんな中、今年の野焼きに備えて、守る会の方々に手伝ってもらいながら、防火帯作りをしました。本来、防火帯作りは、周辺の草がまだ青い秋頃までに草刈りをして乾燥させ、ベルト状に燃やして作るのですが、今季はいろいろあって遅れてしまいました。当然、刈草を燃やすことは出来ませんので、横に払いのけて、枯草の少ない防火帯を作ります。野焼きの時、この部分も燃えますが、火は小さく弱くなりますので簡単に消すことが出来ます。防火帯作りは、中之島裏の一部とオオタチヤナギ群落保全地がまだ出来ていません。作業はもう少し続きます。
※良くある質問:今年の野焼きはいつ?
野焼きの日程は毎年決まっていません。枯草の乾燥具合と当日の天候によってきまります。晴れた日が5日程度以上続いて、風が弱ければ実施されます。乾いていても風が強ければ延期になります。当日の朝、桑原集落の方々が相談して最終決定となります。
ということで、野焼きがいつになるかは誰もわかりません。それでも知りたい方は御天道様にお尋ね下さい。