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今日の樫原

防火帯作り

 春に行われる湿原の野焼きに備えて、10月から11月にかけては防火帯の設置を行います。特に重要なのは中之島裏のヨシ群落沿いです。今年は作業が随分遅れて枯草が目立つ時期になってしまいました。本来ですと、まだ草が青い10月までに済ませるのですが、ため池の水位が高く、11月中旬になってしまいました。その為、延焼がないよう、2m幅ぐらいを切って燃やし、また次の2mを切って燃やしを繰り返して、幅6~10m程の防火帯にしました。特に24日は随分遅くなり、背負い式消火器(ジェットシューター)を背負って、長さ2~3mを燃やす作業を繰り返す状態でした。緊張しましたが、kanadeさんも手伝ってくれて、無事終了。これで大丈夫でしょう。
 あとは湿地Ⅰ等の低茎群落を刈り取る作業に移ります。以前はここも野焼きで焼いていましたが、燃え残るのと遷移が少しずつ進行しているのとで、最近は冬季に草刈りし、刈草を持ち出す管理に変更しています。これから来春の野焼きの時期にかけて、まだまだ草刈り管理が続きます。

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