2025年4月撮影 その7
そら君:佐賀市在住 高校2年生
<管理人>
「ニトベミノガ? どこに蛾がいる?」 と思われた方、そうですよね。「ゴミしか写ってないじゃん!」なのですが、 このゴミの中にいるのが目的の昆虫です。ニトベミノガは みの虫の仲間で、写真のゴミの塊は彼らのマイホームです。ゴミのくっつけ方で種の同定が出来るそうです。材料代はただ、究極のタイニーハウスです。
<管理人> 宙君、貴重な写真を有り難うございます。 せっかくですので、管理人が少し、追加解説いたします。
じつは、樫原湿原では シマヘビの黒化型 は良く見かけます。それで、黒化型=シマヘビ ととられがちですが、シマヘビ、ヤマカガシ、マムシのどれにも黒化型がいます。kanadeさんのシマヘビの黒化型写真(下の2024/5/4の「シマヘビ黒化型?」)は体の前半が通常型、後半が黒化型という珍しいもので、この個体が間違いなくシマヘビであることがわかります。ですが、全体が強く黒化してしまうと、ちょっと見た目には区別が付きにくいのだそうです。
それで、下の比較ですが、宙君の黒化型ヤマカガシのアップです。鱗の表面が盛り上がった形になっているのが分かると思います。一方、kanadeさんのシマヘビ半黒化型の鱗は平坦で盛り上がっていません。両者の区別は鱗の形で判断するのが確実のようです。ちなみに、マムシの場合、体型がずんぐりして頭部が顕著に三角型になることで区別できると思います。
下は、2024年5月4日の「今日の樫原」にあげたシマヘビ黒化型のページです。クリックしてみて下さい。
Oniさんが今年のトレイルカメラ画像を送ってくれました。新しい事実が2件ありました。1件は、キツネは少なくとも2頭いること。前回の画像で、足を怪我していたキツネが回復した?と思ったのですが、今回の画像に、まだ回復していない個体が写っていました。と言うことは、健康な個体と怪我している個体の2頭はいると言うことでしょう。もう1件は、タヌキも少なくとも2頭はいると言うこと。今回の画像には1画面に2頭が映っていました(画像最後の方)。
写っているタヌキ、良く太っています。イノシシもまるまる状態です。彼らのえさは十分にあるようです。付近の農地で、野菜がタヌキの食害にあったという話は聞きません。野生のエサだけで太ったようです。一方、写っているキツネはスリムな体型ですが、そもそも太ったキツネを野生で見ることはありません。少なくともガリガリではないようですので、こちらもエサはあるのでしょう。足の悪いキツネも生きていけるようですから。