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今日の樫原

枯れ松伐採は気いつけなはれや!

 桑原集落の先輩方から、「枯松は跳ね返りの枝が危ない」と何度も聞かされていました。伐採するとき、「枯れ枝が他の木に引っかかって跳ね返る」とのこと。今日は赤テープの枯れ松を伐採しましたが、全くその通りでした。倒れるとき、上部5m程の部分が他の木に触れて折れ、逆方向に倒れてきました。幸い根元からは10m程離れていましたし、倒れ始めるときはいつも逆方向に退避することにしていますので、飛び散った小枝も問題ありませんでした。それにしても、「こんなふうに逆折れして、枝が飛び散るのか」と、今更ながらいい勉強になりました。

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今日の樫原

イノシシ君、「あとぜき」お願いします。

防獣メッシュ沿いの掘り起こし
あとぜき、お願いします。
あとぜき、しときました。

 湿地Ⅰは北側半域に防獣メッシュが設置されています。(予算の関係上、昨年度は半域しか設置されませんでした。今年冬に残り域を設置予定です。)そのため、まだ湿地内にイノシシが入ってこれます。でも、設置域ではメッシュがあって通れなくなっていますので、入ってくる頻度も随分少なくなっていました。メッシュ沿いには入れないイノシシの掘り返し跡がたくさん見られ、「よしよし、入れなかったんだ!」と効果を喜んでいました。
 ところが、先日、「イノシシが強行突破したようです」との連絡があり、現場確認に行きました。確かに強行突破で、メッシュの下の方にはイノシシがつけた泥もあります。メッシュは基本的に縦3カ所ずつ、針金で杭に固定してあるのですが、「人間が通るところだけ」上だけをビニールひもで結ぶだけにしていました。メッシュは他の所と同じようにきっちりたてていましたので、イノシシにはばれないだろうと甘く見ていました。ところが、敵はビニール固定したメッシュの下が動かせることは発見したようで、ここを押して強引に出て行ったようです。さすが、大したもんです。メッシュ設置のバグを簡単に見つけたようです。まいった、まいった。状況を理解しましたので、同様の設置形式の他の場所も全て、ビニールひもで上下固定しました。(どうしても人間の出入りが必要ですので、開け閉めが出来るようにビニール使用です。)
 これで多分通れないと思いますが、イノシシ君にお願いがあります。今度強行突破するときには必ず「あとぜき」をお願いします。

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一眼望遠とスマホ対決

 相変わらずのブルービー撮り。対岸から見ていると、かなりの望遠レンズのおじさんとスマホのお姉さんの対決。
 気になったのでそばまで行って結果を尋ねました。やっぱり、スマホ撃沈!でした。 「そりゃ、仕方ないよね。でも、ときどきスマホで完璧の人いるからがんばってね」と声かけ。  そうです、スマホで完璧撮影の猛者がたまにいるんです。「撮れるはずがない」なんてバカに出来ません。

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モンキアゲハ、ナナフシ

モンキアゲハ
アマガエル
エダナナフシ?

 どう言うわけか今年は、アゲハの類が多い様に感じます。黒い大きな蝶がひらひら飛び回るので、とにかく目立ちます。その中で羽根に白斑が目立つモンキアゲハが少数います。先日、カラスアゲハを撮影するときに見かけていたのですが、その時は、残念ながら撮影できませんでした。今日もひらひら舞っていました。湿地ⅠからⅡへ、そしてⅣへとかなり広範囲に動き回ります。そんなに動き回らなくても、吸蜜可能なマアザミやサワギキョウはたくさん集まって咲いているのにと思うのですが、何か理由があるのでしょう。それに比べ、ホウジャクの方は比較的狭い範囲で吸蜜しています。それぞれ、決まった流儀があるようです。
 途中、杭の穴にアマガエル。何か嫌なことがあったら穴の中に隠れるのでしょうか、毎年、何匹かこの態勢でじっとしているのを見かけます。湿原の杭の穴、気をつけて探すと案外出会えます。
 広場に立っている看板の柱にナナフシがいるのを、月曜4人衆のお一人が発見。かなり大きく、10cm前後。調べてみると「エダナナフシ」の雄のようでした。
 ゆっくり観て回るといろんな生き物に出会えるのですが、ほどほどにしないと仕事になりません。この後また、流入した土砂の搬出作業に戻りました。