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今日の樫原

お供え物は引かれていました。

お参りの作法

 先週あったワインのお供え物は今日(2/27)は引かれていました。賽銭箱の横には「お供えしたものはお持ち帰り下さい」とありますので、そなえた方が持ち帰ったのだと思います。
 以前、お供えした御神酒(ワンカップ)を持ち帰っていた方にお会いしたことがありました。おっしゃるに、「お供えした御神酒は味が変わり、おいしくなります!私は去年、御神酒をいただいて良いことが3つありましたのでお礼に来ました。」とのこと。そして、引き下げてきたワンカップを「どうぞ、御利益がありますよ」といって私に下さいました。えっ!いいんですか。とビックリしながらもいただいて帰り、夜の晩酌にしました。弁財天様には最高額の当選をお願いして宝くじも買って帰りました。 で、ワンカップの味ですが、そう言われれば何となくまろやかな?・・・ 宝くじは・・・  やっぱり、願い事は自分で御神酒を上げないとダメのようです。それに、これまでお参りは 二礼二拍手だけでしたが、お参りの常連の方に聞きましたところ、真言の「オン・ソラソバテイエイ・ソワカ」を唱えないとだめだとか。そういえば、賽銭箱の横にあったお参り作法の説明書きにそんな感じの言葉が見えていました。
 ともあれ、お供えのワインを引いて帰られた方、気になります。お礼だったのか、お願いだったのか? どちらにしても良いことがありますようお祈りします。

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弁財天におフランスのワイン!?

 ため池のほとりに祀られている弁財天の賽銭箱が新調されるというので、急ぎ現状を写真に収めようと行ったところ、その横に何やら横文字の酒瓶が置かれている様子。何?!、と言うことで近寄ると、ボージョレ・ヌーヴォ-2007と書かれています。へぇ~!、弁財天にも遂におフランスのお酒があがる時代かと、つい笑ってしまいました。(失礼、供えた方はそれなりに思いがあったのだろうと拝察します。)
 五穀豊穣の水神として祀られ、以前は池の畔で浮立(ふりゅう)が奉納されていたと聞きます。お米はその象徴的存在で、それから作られた日本酒を御神酒として供えてきたと理解しています。なのでつい、時代か~!?と思い、笑ってしまった次第です。でも、農家以外の方々にとっては弁財天は様々な願いを受け取ってくれる神様ですから、もしかしたらワイン・バーの店主が商売繁盛を祈願してお供えしたのかも知れません。それにしても時代を感じます。
 先日、お寺の和尚さんと話していたら、お賽銭もキャッシュレスの時代になったとか。調べてみたら、愛宕神社、東本願寺など、増加の様子。お年玉やお賽銭のキャッシュレス化など、この前まで笑い話のネタだったと思うのですが、世の中はどんどん変わっています。Dポイントやペイペイでオロオロしている昭和生まれのおじさんにとっては、ぼんやり御神酒をいただいている場合ではなくなりつつあるようです。時代に乗り遅れないよう、弁財天様にお参りするかなあ。もちろん、お賽銭は現金で。

     弁財天 – さがの歴史・文化お宝帳 (saga-otakara.jp)

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ニホンヒキガエルの新しい卵塊

オタマジャクシに成り立て

新しい卵塊
産卵後3~5日?

 先週、ゼリー状の卵塊から出始めていた子ども達、今日は完全に出てしまっていますが、まだ泳ぎは始めていないような? いやいや、ちょっとは泳いでいるでしょう、ばらけたり、かたまったりしていますから。じっくり観察すれば、多分、泳いでいると思いますが、今日は時間がないので撮影だけ。
 先週で終わりと思っていた産卵は、その後も続いたようです。5m程離れたところに、まだ新しい(多分、産卵後2~3日)卵塊がありました。よく見ると、離れた場所にもっと古い卵塊がありました。この1週間のうちに少なくとも2回は産卵があったようです。少し安心しました。
 でも、10年ほど前までは、50匹以上が集団になって産卵していました。それから次第に減少し、昨年、今年と極端に少なくなっています。多分、産卵に来たのは数匹でしょう。桑原集落近くに個人でため池を持っている方に聞いても、同じ状態のようです。ニホンヒキガエルの世界に何かが起こっているのは確かですが、何が・・・? 誰か、教えて下さい。

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冷たい雨

湿地Ⅰ
雨の水面

 今日(2/13)の樫原は朝から冷たい雨。6℃からさらに下がりそうな気配で、手がかじかんで来ます。
 それでも今日は確認したいことがありました。いつもの年なら2月初めにはニホンヒキガエルの産卵が見られる頃ですが、今年はずっと池の水が凍っていました。先週も、先々週も全面結氷。「だめかなぁ?」と思いながら、それでも久しぶりに溶けている池の中を覗いてみると、なんと! 産卵はとっくの昔に済んでいて、もうオタマジャクシ寸前の状態になっていました。「へぇ~、あの氷の中で、産卵があったんだぁ」とビックリ。大したもんです。自然の営み。いや、いや、彼らにとってはごく普通のことなんでしょう。普段は暖房の効いた部屋にいて、久しぶりに来ると「手がかじかみそう~!」などと寒がっている人間の方がおかしいのですね。(体がなまりすぎ)

すでにオタマジャクシ寸前
昨年3月7日

 油断がありました。じつは昨年は遅れに遅れて3月初めの産卵でした。それで、今年は寒い日が続くので、やっぱり遅いかな?と勝手に思い込んだいたのです。あ~あ、これで今年はヒキガエルの成体の写真は撮り逃がしです。残念!
 それでも、もしかしたらがあるかも知れないので、来週以降も気をつけてみようと思っています。