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今日の樫原

誰の足跡?

 雪が降り、寒い日が続く冬には、動物の足跡を見て回るのがちょっとした楽しみです。先週の雪が少し溶けて分かりづらくなっていましたが、期待通りの成果がありました。

定番のウサギさん。左から右へ
アナグマでしょう?
軽自動車のようですが

 ウサギの足跡は他に似たものがないので分かりやすい。中之島や湿地Ⅰ北側の林内に黒っぽい小さな個体が数匹いるのは分かっています。運良く、その姿をカメラに収めた方がこれまでに数人にいますが、私はまだ撮れずにいます。残念!(来年の年賀状に間に合わせたかったのですが) それでも雪の上の足跡だけは毎年撮影。
 湿地Ⅴ付近の木道の上には指が5本の足跡(指の数が分かりづらいのですが)、アナグマでしょう。それにしても今年はやけにアナグマの姿を見かけました。エサが少なかったのでしょうか。
 駐車場から湿原に来る途中の道路端には縁石外の法面に轍が・・・。もう少しで下の水路に落ちそうなところで踏みとどまれたようです。危なかったですね。雪道で滑ったのでしょう。

犯人は左斜め上のカモ
よく見ないと分かりませんが・・・
こちらで確認。アオサギ?

 氷の上にも足跡がたくさん。最も多いのはカモの歩き跡。かなり広い範囲に付いているのですが、どうやって出来るのでしょうか?「一度固まった氷の上が昼間に少し溶けて、足跡が付いた後に夜また凍った」でどうでしょうか。中央の写真はよく見ないと分かりませんが、かなり大きな足跡(湿地Ⅰ)。ここの常連はアオサギとダイサギ。多分、そのどちらかでしょう。

 

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今年初めての本格積雪

湿地Ⅰ
中之島の弁財天
湿地Ⅱ横の木道
湿地Ⅱ

 今年初めての本格的積雪。地元の人によると先週木曜日(22日)が最もひどかったとのこと。また、今回はとりわけ風が激しかったようです。一通り全域を確認して回りましたが、幸いにも倒木等の被害はありませんでした。よかった、よかった。
 日曜日まではまだ道路に雪が残っていて危ないだろうと、月曜日にあがってきましたが、それでも古湯温泉から上には各所に雪+氷が残っていて、危ない状態でした。用心して、四輪駆動+スタッドレスタイヤの車で来て正解でした。久しぶりの積雪道路の走行でしたので、途中2~3回ブレーキチェック。 ”うん、しっかり止まるな、よし!”と言うことで、まだ来期もタイヤ交換はいらないかな。

みんな凍っています
溶けた雪がまた凍結

 桑原から上がって来る道路は雪と氷でガチガチ。上を歩くとバリバリと音がします。昨日溶けた雪も昨夜の内に凍っていました。この道路を地元の人は軽トラでガンガン上がってきます。さすがです。

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池の水、全部凍りました。

湿地Ⅰ
湿地Ⅱ

 とうとう、池の水が全部凍りました。湿地Ⅰの止まり木にちょっとだけカワセミがいましたが、午前中はダイビングは無理だと判断したのでしょう、すぐにどこかへ飛んでいきました。下の溜め池の方は工事に向けて水抜き中で、水の動きが大きいのか、氷は見当たりませんでした。
 それにしても、いよいよ本格的な冬に突入という感じです。トマト農家の方々も収穫はほぼ終わり、片付け作業をされています。以前は冬期にはハウスのビニールは剥がし、積もった雪を土壌にしみこませて塩類調整に当てていたようですが、最近は剥がすのは見かけなくなりました。それでも同じハウスで10年以上もトマトの連作を続けられるのがプロの証だとか。土作りに秘密の技があるのでしょう。
 これから3月にかけての時期は保全作業は林内整備が中心です。昭和中期頃の里山の姿を目指して林内の除伐作業が続きます。

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アカマツの主幹は玉切りの玉切り

玉切りの玉切り
もったいない・・

 大きすぎ、重すぎの玉切り丸太は、さらに玉切りして、なんとか持ち出せる大きさに処理することが出来ました。しばらく乾かしてから持ち出そうと言うことになったのですが、並べてみると腰掛けるのに良い感じ。庭に置いてコーヒーやお菓子をのせるのもありだよ・・と、だんだんもったいない気がしてきました。何かいい使い道は有りませんかねぇ。(必要な方、問合せ欄でご連絡ください。)

縦割りに挑戦
一応、割れましたが

 さて、月曜4人衆との作業は、無謀にも縦割りにも挑戦。切り口の中央部をチェーンソーで縦に半分ほどにまで切って、そこにくさびを打ち込めば、「パカッ」と2つに割れるだろうと、みんなそう思って掛矢(かけや)でたたきました。ところが、くさびは切り口から一瞬沈んで、次の瞬間、1m程飛び上がって抜けてしまいました。    えっ、マジですか?!。  再挑戦しても同じ。誰がやっても同じ。どうやら、生木で粘り気があり、打ち込んだ力が跳ね返しの力に変換されて飛び抜けるようでした。恐るべし、マツの生木!。結局、チェーンソーでさらに切り下げて、何とか2つに割りましたが、70前後のおじさん(おじいさん?)達には目から鱗の珍体験でした。