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今日の樫原

誰だ、君は?

向こうからトコトコやって来るのは?
誰だ、君は?
お~!アナグマ君か。

 以前から餌捕りの跡や足跡があちこちにあって、いるのは分かっていたのですが、なかなか現場写真が撮れずにいました。のんびりして、あまり人を怖がりませんので、待っていると向こうから近づいてきました。足下まで来て、上目遣いに私を見て、ちょっとビックリ。何気なく引き返していきました。何もしないので、もう少しゆっくりしていってもらっても良かったのですが。またいつか会いましょう。

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今日の樫原

ゲンゴロウだ!

               by 鬼塚

 先日お伝えしたゲンゴロウ君の写真を、月曜4人衆のお一人が送ってくれました。昔の子ども4人が騒いだようです。
 今時の子ども達は見たことないでしょうね。もしかして、人生で一度も見ないかも。

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今日の樫原

浚渫の季節

落ちたら大変
引き上げられた浚渫土

 湿原域には湿地Ⅰと湿地Ⅱに溜め池があります。ここに流れ込んだ水は池尻から次の湿地に流れていくのですが、大雨などで濁水が流れ込み、次第に、池の中に泥土が堆積してきています。湿地Ⅱでは池の基盤の深さは2m以上ですが、泥土が堆積しては水深は20cm程までになってしまっています。毎年、水域がゆっくりと減少していくのが分かるようになっています。そのため、堆積土の除去が必要です。平成17年からの自然再生事業では重機(バックホ-)ですくい上げるという荒い作業でしたが、本当は手作業でやるのがベスト。これだと途中で水生動物が逃げ出してくれます。引き上げた泥土も4~5日は岸に置きますので、この間にも逃げていきます。(24日の作業ではゲンゴロウが出てきました。)
 月曜4人衆が先週から作業を始めました。作業は湿地に入るので、出来るだけ湿生植物が休眠する冬期が良いのですが、それは寒くて無理。落ちたら大変です。湿原が休眠に入り始める10月なら、何とかセーフでしょう。
 池の中には泥だけでなく、倒れ込んだ樹木や杭なども沈んでいます。それらを鍬などで引き上げるのですが、これが大変。腰に来ます。月曜の作業から今日で2日。皆さん、大丈夫ですかね。ちゃんと歩けていますかね。

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イノシシ君にアッパレ!

水路を渡ったイノシシ
イノシシの足跡多数

 先日(10月15日)、イノシシに通せんぼしたことをお伝えしましたが、敵はしっかり水路を渡っていました。幅4m、深さ約1.5m。周辺にはイノシシの足跡。
 イノシシ君、泳いで渡ったんだね。アッパレ! たいしたもんです。
 でも、本来、川には橋はないのが基本で、野生では橋はないことを前提に生きているんだよね。だから、泳ぐのは当たり前。私の想定が「人間的」でした。反省しました。橋なんか作って、かえって君らの野生本来の行動を攪乱させてしまい済みませんでした。
 だったら、冬の寒い日でも泳ぐんだよね。通せんぼはこのままにしときます。