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今日の樫原

ブルービー撮影会

 今年はオミナエシの花が例年になく多く咲いています。そして、この花に来るルリモンハナバチを撮影するために訪れる方も、例年になく多いように感じます。早い人は朝の5時半頃から、遅い人は夕方の4時を過ぎても、撮影ポイントでお目当ての青い蜂を探しています。皆さんの中では通称のブルービーで呼ばれることが多く、誰もが「この蜂に会えると幸せになれる」「幸運が来る」等と教えてくれます。
 この蜂を見る度に、「宝くじに当たりますように!」といつも祈るのですが、、、
 そんなことより、宝石を思わせるコバルトブルーの輝きは、見ているだけで幸せな気分になります。撮影している人も楽しそう。・・・そうか、この蜂は”幸せな気持ちにしてくれる”ということかと、合点がいきました。それにしても、我が家の女房殿は、摘み取り時期になったブルーベリーのことの方が気になるようで、こちらも楽しそうです。 ・・ん!、もしかして、「ブルー」で幸せになれるのかな?

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コバギボウシのイナバウアー

イナバウアー?
今日は素直に開花

 数日前、全員で後ろに反り返っていたコバギボウシの花茎は、今日は普通に立ち上がって花をつけていました。一体、あのイナバウアーは何だったのでしょうか。嫌なことでもあって、みんなでふてくされていたのでしょうか。意味不明。でも、何か言いたかったのだろうと思います。まだまだ友達にはなれません。これからも気長に付き合いながら、彼女らの気持ちを理解していきたいものです。

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ドローン散布

 今日は湿原横の水田にドローンがやってきました。農薬散布の効率は人力の5倍とのこと。若い人がコントローラーを使って操縦している様子は、子どもが野外でファミコンをやっている様にも見えますが、彼は「産業用マルチローター技能認定証」を持つオペレーターで、有資格者?とか。子育ての時に「ゲームばっかしせんで、先に勉強せんか!」と叱った世代には、振り上げた拳の下ろしようがない気分です。「ほ~っ、すげ~なあ。」と、ただただ感心。
 ウクライナでもこんな風に若い人が飛ばすのかと思うと、複雑。日本の若者は幸せだ。一昨日は広島、明日は長崎の原爆の日。世界平和を祈ろう。

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調査・研究

 佐賀大辻田研究室の皆さんですが、頭を付き合わせ、何やら熱心に観察中。今日はいつもの継続調査とは別に、新たな植物の調査が加わったようです。新規調査の場合、佐賀県にも新規の許可願いの提出が必要ですが、今回はすぐに許可が下りたとか。これまでの実績と信用の積み重ねの結果でしょう。日頃の行いが大切ですね。それにしても追加種は既に花茎が枯れ始めていて、もう少し遅れていたら個体確認が難しくなりそうな状態でした。ぎりぎりセーフ。調査手続きが速やかだったお陰。タイミングを逃すと翌年まで待たなければならないこともあり、野外調査はいろんな意味で大変そうです。