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今日の樫原

モンキアゲハ、ナナフシ

モンキアゲハ
アマガエル
エダナナフシ?

 どう言うわけか今年は、アゲハの類が多い様に感じます。黒い大きな蝶がひらひら飛び回るので、とにかく目立ちます。その中で羽根に白斑が目立つモンキアゲハが少数います。先日、カラスアゲハを撮影するときに見かけていたのですが、その時は、残念ながら撮影できませんでした。今日もひらひら舞っていました。湿地ⅠからⅡへ、そしてⅣへとかなり広範囲に動き回ります。そんなに動き回らなくても、吸蜜可能なマアザミやサワギキョウはたくさん集まって咲いているのにと思うのですが、何か理由があるのでしょう。それに比べ、ホウジャクの方は比較的狭い範囲で吸蜜しています。それぞれ、決まった流儀があるようです。
 途中、杭の穴にアマガエル。何か嫌なことがあったら穴の中に隠れるのでしょうか、毎年、何匹かこの態勢でじっとしているのを見かけます。湿原の杭の穴、気をつけて探すと案外出会えます。
 広場に立っている看板の柱にナナフシがいるのを、月曜4人衆のお一人が発見。かなり大きく、10cm前後。調べてみると「エダナナフシ」の雄のようでした。
 ゆっくり観て回るといろんな生き物に出会えるのですが、ほどほどにしないと仕事になりません。この後また、流入した土砂の搬出作業に戻りました。

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吸密ラッシュ

 朝9時、晴れ。何故か今日はマアザミの花に、たくさんのカラスアゲハが来ていました。秋の気配が感じられるようになり、みんな忙しそう。最後の産卵のための栄養補給でしょうか。キアゲハは、これから開花期になるノダケによく産卵します。こちらも産卵に向けての栄養補給?。
 それらに混じってホウジャク(正しくはヒメクロホウジャクでしょうか?)がせわしげに飛び回っていました。羽根が透明なオオスカシバのことを「空飛ぶエビフライ」と言うそうですが、このホウジャクも十分「空飛ぶエビフライ」だと思います。動きは速いのですが、吸蜜のためのホバリングのお陰でどうにかピントが合いました。

カラスアゲハ
キアゲハ
ホウジャク
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あなたが「カシノナガキクイムシ君?」

コナラ根元の木くず
伐採木に出た新たな木くず

 8/14日頃に突然、1本のコナラが枯れました。株元を見ると木くずがたくさん落ちていました。多分「ナラ枯れ」だろうと、伐採、玉切り処理して、歩道脇に置いていました。(薪ストーブ使用の村人が使うと言うことで) ところが、昨日、玉切りした幹の各所に新たな木くずがでて、小さな穴も確認できました。「これは、こん中に虫がおるばい!」と言うことで、早速薪割り。

小さな幼虫が・・

 割ると幹に小さな穴があり、体長5mm程の幼虫が出てきました。その後、何匹も・・。どうやら「カシノナガキクイムシ」の終齢幼虫のようです。「なるほど、こいつが原因か!」と言うことで一同納得して、焼却処分しました。
 この他にも、直径50cm前後のコナラ3本の根元に木くずが大量に出ています。多分、近々枯れるでしょう。今後、被害が拡大するかどうか、注意して観察予定です。

 以下のホームページに詳しい内容がありました。
      東北森林管理局/カシノナガキクイムシ (maff.go.jp)

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ブルービーはどこ?

 今年もたくさんのオミナエシが花を咲かせてくれました。そして、それを待っていたように、望遠レンズをたずさえたカメラマン達が現れるようになっています。毎年、夏の限られた期間、ブルービーの来訪とともに現れる光景です。

 普段は”ブルービー狙い”はやらないのですが、今年は、何しに来ているのかが気になって撮影してみました。拡大してみると、口吻を伸ばしてオミナエシの蜜を吸っているようです。今度はオミナエシの花の蜜を確認してみます。