先日(10月15日)、イノシシに通せんぼしたことをお伝えしましたが、敵はしっかり水路を渡っていました。幅4m、深さ約1.5m。周辺にはイノシシの足跡。
イノシシ君、泳いで渡ったんだね。アッパレ! たいしたもんです。
でも、本来、川には橋はないのが基本で、野生では橋はないことを前提に生きているんだよね。だから、泳ぐのは当たり前。私の想定が「人間的」でした。反省しました。橋なんか作って、かえって君らの野生本来の行動を攪乱させてしまい済みませんでした。
だったら、冬の寒い日でも泳ぐんだよね。通せんぼはこのままにしときます。
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おい、イノシシ、いい加減にしろ!
イノシシによる掘り返しはいつものことですが、ここ数年は見過ごし出来ない状態になっています。樫原湿原では特に大事な貧栄養型低茎群落域で被害が顕著。湿原周辺を防獣メッシュで囲むのが一番ですが、佐賀県の対応もすぐにとは行かないようです。取り急ぎ、次善の対策として、イノシシの通り道に防獣メッシュを設置してみました。手前に水路があり、敵は丸太橋を渡ってきます。その渡り口に設置しましたので、こちらに来るには水の中を泳ぐしか有りません。他にも4カ所、橋を渡れないように設置しました。敵がいつも通りに行動するには少なくとも2回、水の中を泳がなければなりません。 ”どうだ、参ったか!” これでも泳いでくれば、敵のアッパレですが・・・。 しばらく様子を見ます。
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ヒメスズメバチと蜜線
9月25日にオオスズメバチとして紹介したのはヒメスズメバチでした。 腹部先端部が真っ黒なのが特徴で、オオスズメバチに次ぐ大きさだとか。また、性格はスズメバチの中では最もおとなしく、刺傷被害例がもっとも少ないスズメバチだそうです。(ヒメスズメバチ|上野高敏 -Takatoshi UENO- (kyushu-u.ac.jp) でも、やっぱり、刺されたら痛そう。
ノダケの花を盛んになめているので、近づいてみました。雌しべの基部の赤紫色に膨らんだ部分(柱下体)から蜜が出ているようです。