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今日の樫原

日清紡マイクロデバイスの皆さんによるボランティア活動(3の1)

 旧佐賀エレクトロニクス時代に始まった湿原保全のためのボランティア活動は、継続7年目になります。今年は総勢110名で、これまでで最多の参加者となりました。有り難うございます。そしてお疲れ様でした。
 樫原湿原の保全管理では、草刈、浚渫等の湿原域の管理作業と合わせて、周辺森林域での樹木伐採や落ち葉かき等も重要な作業になります。これまで、日清紡マイクロデバイスの皆さんによるボランティア活動は林内の落ち葉かき中心でしたが、今年は伐採したコナラ等の搬出もしていただきました。3の3にビフォー、アフターの状況を載せましたが、大変な作業量で、樫原湿原保全に大きく貢献していただいています。感謝、感謝です。湿原のサギソウ、ハッチョウトンボ、トノサマガエル他、生き物たちみんなが喜んでいるに違いありません。彼らに成り代わってお礼申し上げます。「有り難うございます。」

係の方が早朝から準備開始
参加者が集まり始めました。
駐車場から続々と
次第に増加
開始の挨拶
作業の前に準備体操
足がもつれそう
それでは出発
頑張るモン!
ベテランは落ち葉の多いところに
子ども達は傾斜地もOK
まだ元気
実は重いんです!
久しぶりに頑張ってま~す!
黙々と作業

 今年は、前日までの雨で落ち葉が濡れていました。そのため、集めにくい、手袋が濡れて冷たい、重くて運ぶのが大変と、これまででで最も大変な作業になりました。カメラを向けると、笑ったり、何ともないようにされていますが、本当に重いんです。

3の2に続きます

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今日の樫原

霰(あられ)、寒かった!

水面に浮いたヒメミクリ
ダイサギ
すまし顔のカルガモ

 昨日の樫原は小雨、曇り、突然あられ、晴れ、小雨・・とめまぐるしく天気が変わり、今季一番の寒さ。とにかく寒かったです。30日は恒例の日清紡マイクロデバイスの方々によるボランティア作業があります。作業範囲のライン設置等いろいろやるべき準備があります。雨の中をカッパを着て歩き回りました。やっぱり寒かった。30日は晴れますように。
 ところで、最近は湿地Ⅰの水が濁り、湖面にヒメミクリがたくさん浮いていることが良くあります。朝、湿原に到着したとき、水域にいるのは決まってダイサギです。そして、その足元にもヒメミクリが浮いています。ですが彼らがヒメミクリを引き抜くことは考えられません。どうも犯人は下のため池ですました顔をしているカルガモたちのようです。ヒメミクリは地下部に柔らかな地下茎を長く伸ばしています。食べ物の少ないこの時期、それを知っているカルガモは、水中に潜って土中の白く柔らかな茎を掘り出して食べているようです。湿地Ⅰで昼間にカルガモを見かけることはありません。多分、夜の内に食事をして、昼間はため池でくつろいでいると思われます。いつか犯行現場を押さえたいと思うのですが、この時期、夜の湿原でねばるのは寒すぎます。とても付き合う気にはなれません。

追記:本日(12月1日)、月曜5人衆のお一人から目撃情報をいただきました。この方はいつも、だいたい朝4時半頃には樫原湿原に到着されますが、湿地Ⅰ前に車を止めるとカルガモが数羽(10羽以下)飛び立つそうです。貴重な目撃情報。やっぱり犯人はカルガモですね。 
「カルガモ君、月曜日は気い付けなはれや。見られてるよ。」

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月曜5人衆になりました。

 高齢化の進行著しかった月曜4人衆に、最近、赤い髪の娘が加わり「月曜5人衆」になりました。何事にも手際が良く、なかなかの戦力です。肩が痛い、腰が痛いと、問題が顕在化しつつある高齢者群団にとって、有り難い助っ人です。よろしく! それにしても泥土の浚渫は大変です。

新しいメンバーが
ハードな作業でした。
一輪車扱いも手慣れています。
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カヤランは?

 16日に監視小屋横の枯松を伐採しました。「えぇ~!」と言うより、「ぎぇ~!」と叫び声を上げた方もいるのでは? 「大丈夫です! 取ってあります。」 安心して下さい。 枯れ松についていたラン類は、伐採前にノミで剥がしました。今後、佐賀大の辻田研究室が移植の保全措置を実施される予定です。単に保全措置だけでなく、研究の一端としてデータも取られるとのことです。 カヤランもマツラン(ベニカヤラン)もすでに花芽が来ていました。来春、しっかり開花してくれると思います。

伐採しました。
カヤラン
マツラン