カテゴリー
今日の樫原

コナラ玉切り作業

玉切り前
玉切り後の状況

 今日は伐採したコナラの主幹部の玉切り作業。気合いを入れて始めましたが、やっぱり苦戦。マツに比べるとかなり堅いです。まだ根元の大径部が残っていますが、疲れたので今日はこれまで。玉切りしたものはキャンプ場関係者が薪に利用されるとのことで、長さは30cmぐらいまでにして欲しいとのリクエスト。それでも大きなものは重く、抱えきれないので25cm程度にしました。薪にして5年ほど乾燥させてから使用するとのことですが、堅く、火持ちがよさそうです。
 このところ松枯れなどで伐採処理する樹木が多く、中之島裏の集積地はそろそろ満杯になりそうですので、今回のような利用持ち出しは大変助かります。

カシノナガキクイムシの食痕
ナラ菌繁殖?

 伐採木を玉切りするとカシノナガキクイムシの通った後が樹枝状に広がっています。断面全体に黒いシミ状の模様が広がった枝もありました。このシミ、病原菌のナラ菌の広がりでしょうか?

 まだ根元の大物が残っています。チャレンジ希望の方、大歓迎です。

カテゴリー
今日の樫原

コナラを倒しました。

 例のカシノナガキクイムシが侵入したコナラを、先週から今週にかけて伐採しました。根元は想像以上に太く、刃の長さ45cmの私のチェーンソーでは切り込んだ反対側まで届きませんでした。幹の周りを回りながら切り込み、やっとこさ伐採しました。

伐採前
チェーンソーで切り込み
月曜4人衆も活躍
林の中へ伐倒
切断木の運搬
広場に搬出

 月曜4人衆の協力を得ながらの作業ですが、切るのも大変、片付けるのも大変、運ぶのも大変。コナラはとにかく重い。それを一輪車で300m離れた広場まで運ぶのは、「運動になる」レベルではありません。伐採初日の歩数は16000歩を超えたとか。お疲れ様でした。ただ、これまでに処理したのは主要な枝5本だけ。まだ主幹が残っています。今年中に終わるか、少し不安です。

カテゴリー
今日の樫原

今年もボランティア作業:感謝です!

 今年も日清紡マイクロデバイスAT株式会社(佐賀市)によるボランティア作業が行われました。今年で7年目、約90名の参加です。樫原湿原の保全には必要不可欠な作業(里山環境の保全、湿原の貧栄養化誘導他)で、有り難く、感謝、感謝です。(活動の意義の詳細は昨年の報告へ) 例年、作業内容は「落ち葉かき」でしたが、今年は新たに土嚢作りが加わりました。7月10日の豪雨で、隣接植林の斜面崩壊により湿原内に多量の土砂が流入しました。この砂を使って湿原上部に土嚢を使った土砂止め設備を作りました。

最後の記念写真は😉いっぱい。
開始式
スタート時:気合いが入っています。
まだまだ余裕
立派な戦力です!
疲れ知らずの小学生
ラストスパート(予定外地域)
落ち葉かき:作業前
落ち葉かき:作業後
集積された落ち葉(一部)
土嚢班
崩壊地へ土嚢運搬

 7年目ともなると「熟練者」が多くなり、作業は予想以上に速く進行。予定以上の面積を処理していただきました。集められた落ち葉の量から、作業の大きさが読み取れます。
 後から来られた一般の来訪者が「清掃作業ですか?」と尋ねられましたので、「ハイ。でも、ただの清掃作業ではありません。湿原維持には・・・」とちょっと長めの説明をしました。「ほ~、そうなんですね。お疲れ様です。」と感心されていました。冬枯れの湿原よりも、大勢のボランティア作業の方が気になった様です。

カテゴリー
今日の樫原

樫原集落による管理作業

 毎年、秋の終わりに実施される湿原施設の管理作業が今年も行われました。18日は若干の積雪があり、この冬1番の寒波襲来でしたが、作業は黙々と実施されました。今年は人工湿地周辺の木柵設備の更新と、湿地Ⅰ周辺の防獣メッシュ設置です。

薄く積雪
木柵の切り込み作業
防獣メッシュの搬入
木柵の入れ替え
木柵の入れ替え
木柵へのワイヤー設置
防獣メッシュの設置
更新された木柵
新設された防獣メッシュ

 湿原にはいろいろな方が来られます。保全のためには立入防止の木柵設備も不可欠です。イノシシ耕作組合(?)も湿原の掘り返しにやってきます。これへの対応は防獣メッシュ設置しかありません。昨年と今年の2年をかけて湿地Ⅰ全域が囲まれました。これで一安心です。木柵設備も防獣メッシュも、本当はないのが一番ですが仕方ありません。湿原の植物たちも来年は安心して花を咲かせてくれるでしょう。
 桑原集落の皆さん、寒い中、2日間の管理作業、本当にお疲れ様でした。