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あなたが「カシノナガキクイムシ君?」

コナラ根元の木くず
伐採木に出た新たな木くず

 8/14日頃に突然、1本のコナラが枯れました。株元を見ると木くずがたくさん落ちていました。多分「ナラ枯れ」だろうと、伐採、玉切り処理して、歩道脇に置いていました。(薪ストーブ使用の村人が使うと言うことで) ところが、昨日、玉切りした幹の各所に新たな木くずがでて、小さな穴も確認できました。「これは、こん中に虫がおるばい!」と言うことで、早速薪割り。

小さな幼虫が・・

 割ると幹に小さな穴があり、体長5mm程の幼虫が出てきました。その後、何匹も・・。どうやら「カシノナガキクイムシ」の終齢幼虫のようです。「なるほど、こいつが原因か!」と言うことで一同納得して、焼却処分しました。
 この他にも、直径50cm前後のコナラ3本の根元に木くずが大量に出ています。多分、近々枯れるでしょう。今後、被害が拡大するかどうか、注意して観察予定です。

 以下のホームページに詳しい内容がありました。
      東北森林管理局/カシノナガキクイムシ (maff.go.jp)

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ブルービーはどこ?

 今年もたくさんのオミナエシが花を咲かせてくれました。そして、それを待っていたように、望遠レンズをたずさえたカメラマン達が現れるようになっています。毎年、夏の限られた期間、ブルービーの来訪とともに現れる光景です。

 普段は”ブルービー狙い”はやらないのですが、今年は、何しに来ているのかが気になって撮影してみました。拡大してみると、口吻を伸ばしてオミナエシの蜜を吸っているようです。今度はオミナエシの花の蜜を確認してみます。

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枯松が落下しました!

落下した主幹上部
枯松上部の現状

 10日の台風6号の強風で、弁財天鳥居横の枯れ松上部が落下しました。桑原集落の加茂さんによるとすごい風だったようです。以前から落下被害の発生を危惧していたのですが、幸運にも来訪者がいない時に落下したようです。長いものは4m、その次が3.5mでした。残った部分も伐採処理が必要ですが、とりあえず倒木による対人被害の可能性はほぼ無くなりましたので一安心です。
 じつは湿地Ⅱの木道横にも枯木(ヤマザクラ)があったのですが、心配になりましたのでこれも伐採しました。幹にキノコがたくさん付いていましたので、中はスカスカだろうと予想したのですが、どっこい、まだまだ生木に近く、搬出に苦労しました。

ヤマザクラ(枯死木)伐採
幹にはたくさんのキノコが付いています
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ジャコウアゲハの幼虫が変身!

7月31日
8月3日
8月6日

 7月31日、イヌウメモドキの幹の上をうろついていたジャコウアゲハの幼虫は、もう好物のオオバウマノスズクサを食べるのは止めたようです。と言うより、ツルに付いていた葉はほとんど食べ尽くしていました。
 8月3日、イヌウメモドキの細い枝にとまって、蛹になる態勢が整った様子。足のある胸部は黒い糸で枝に固定されています。
 8月6日、何と、既に蛹になっていました。毎日観察していた麻生さんによると「もう4日には蛹になったよ。あっという間だった。」とか。へぇ~、1日で蛹の形に激変するんだ、すごいな!
 成虫の羽根になりそうな部分は分かりますが、あとはどこがどう変化するのか、羽化の変化も「激変」なのでしょう。