ヤフーの天気予報はほぼぴったりでした。正午の気温は35℃。地元農家の方々は午前7時前から農作業をはじめ、正午頃に自宅に戻っていました。午後2時半頃、再びハウスへ出勤。最高に暑い時間を出来るだけ避けて、やらなければならない作業を進めているようでした。大変ですね。管理人も7時前について作業に入りました。
暑さのせいでしょう、来訪者はほとんどありませんでした。それでも、「午前中は近くの天山(1046m)に登り、午後は湿原に来ました。」などという元気な方々がちらほら。湿度が低く、ゆっくり歩けばそんなに暑くは感じない天気でした。「モウセンゴケの花はどこで見られますか?」という質問。「その情報、どこから?」と尋ねると「ヤマップ(YAMAP)です。」との答え。このパターン、最近、意外と多く感じます。で、モウセンゴケですが、「開花は午前中で、午後は閉じています。残念!ヤマップの写真撮影時間を確認すると良いですね。」とやりとりしてポイントに案内しました。幸運にも、1花だけ、7割方閉じかけた残り花が待っていてくれました。
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何これ、嘘でしょう!

明日は樫原湿原に行く予定ですので、ヤフーで現地の天気を検索してみました。
えっ、何これ! 嘘でしょ! 「真夏日」に「猛暑日」・・・とにかくとんでもないことになっているようです。樫原老人会の監視員、来訪者の方々、ハッチョウトンボ君達、大丈夫でしょうか?
皆さん、現地に行くには 覚悟と準備が必要です。
明日は、オオタチヤナギ群落保全域の草刈りと湿地Ⅰ域のマコモ除去作業の予定です。死なないようにしよう。
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今日の気温は30℃でした。
6月19日に湿原内で水生生物(魚類、甲殻類など)調査が行われました。佐賀県のレッドリスト改定に向けての調査とのこと。この日は守る会メンバーも駆けつけて調査を見学。普段見ることの出来ない調査や採集物を見てみんな興奮でした。新発見もあったようで、成果はレッドリストに反映されることでしょう。
ところで、調査は河川生物調査のプロが実施したのですが、なんと、若手の2人はともに高校生時代に自転車で樫原湿原まで来ていた有名人。当時、ここまで自転車で上がってくるのだからとんでもなく生き物が好きなオタクとみんなが一目置いていました。その彼らが、ハイレベルのプロになって戻ってくるとは、こんなに嬉しいことはありません。調査に入る前に当時の話題になって盛り上がりました。すでにトップレベルに達している二人ですが、さらなる高みを目指して欲しいものです。今後が楽しみ。
採取物はほとんど全て現地で同定。レベルの高さを感じました。