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今日の樫原

冬場はメンテナンス

看板リフォーム
管理道再建
新しい観察ポイント

 冬場は生き物たちが活動を停止していますので、この間に観察路などのメンテナンスを行います。 今日は天気も良く、「月曜4人衆」工務店にお願いして懸案の設備整備を行いました。 湿原各所にある標識などのサインは1年経つと汚れてわかりづらくなります。白のポスターカラーで重ね塗りして、遠くからでも見やすくなりました。 湿地Ⅴに渡る手前の木道は先日途中まで再建していたのですが、今日は新たに2m追加して元より良くなりました。 中之島裏のため池岸部はヒツジグサが最も多いところで、ここを観察しやすくして欲しいとの要望に応えて、湿原初の観察用桟橋を作りました。夏の開花期が待ち遠しいです。

以前よりバージョンアップ
名前は「さーや橋」

 桟橋はヒツジグサの最高のビューポイントになる予定。元皇族の黒田清子さんにあやかって「さーや橋」と名付けました。ぴったし!

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卵はおおきくなっていました

 湿原は野焼き前で、まだまだ冬景色。池の中の卵塊は産卵後10日ほど経っていて、太くなっていました。その中に黒い胚がたくさん見えます。のう胚段階でしょうか。近くには死んだヒキガエルが1匹、沈んでいました。オスに絞め殺されたメス?  毎年、そんな個体を1~2匹見かけます。(さすがに撮影は止めました。)

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ヒキガエルがやって来ました!

 1月29日の樫原湿原の早朝の気温は-6度Cだったようです。昼になっても池の氷は溶けませんでしたが、少し待つと端の方から溶けてきました。 それで、もしかしてと思って湿地Ⅰの水の中を探してみると、 ありました! 紐状のヒキガエルの卵塊です。その先をたどっていくと、氷の下にヒキガエルの体がぼんやり見えます。今年もやって来てくれました。まだこのペアだけのようです。これから少しずつ増えてくると思いますが、ここ数年、激減状態です。今年はどれだけやって来てくれるのか、気になるところです。

紐状の卵塊
左端にニホンヒキガエル
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木道、一部復旧

 先日発見していた流失木道を分解し、元の場所に移設しました。初めの木道は全長10mでしたが、今回発見したのは4m×2基のみ。短い2mの部分は見つかりませんでした。すでに釘が錆びていて分解はちょっと大変でしたが、何とかばらせました。月曜4人衆と一緒に、部品を元の場所に運び、再設置しました。今日の作業はこれまで。残りの1基は水を吸っていてかなり重くなっています。しばらく乾かしてから移設の予定です。

木道(10m)は全て流失
移設作業
1基(4m)完成