今日は久しぶりの雨。植物たちは喜んだと思いますが、作業にはちょっと残念。でも、月曜4人衆は木道、木柵の補修をガッツリやっていました。雨の中、本当にお疲れ様です。有り難うございます。
ハッチョウトンボの羽化(第2世代)
<kanade>
驚かさないように、そっと、ゆっくり。
こんな瞬間に出会うとは思っていなかったので、驚かさないようにそっと撮影して、そっと離れましたが、無事飛び立ってくれたでしょうか。
<管理人>
この時期にまだ羽化している個体がいるとは驚きでした。今年最初の頃に羽化した個体が産卵してヤゴになり、それが羽化しているという、年内2回目(第2世代)の羽化でしょう。
写真は湿地Ⅰでかなでさんが撮影したもの(7/31)。この地域以外ではもう成体を見ることはありません。つまり、表向き「今年のハッチョウは終わり」と言うことです。ですが、一般の方が入れない湿地Ⅰ域ではまだ生育個体がいて、いのちのバトンを繋いでいます。翌日の8/1には成熟オスが25個体確認できました。予想以上に多い個体数でした。昨年少なかっただけに一安心です。現在の生育個体が産卵して、今年のシーズンは終わりとなるのでしょう
去年もいたあいつ!。誰かはもうわかっています。「スケバハゴロモ」 コバギボウシの花茎に、白い綿のような毛をかぶってもぞもぞしています。(湿地Ⅱ 中の島側木道沿い)
<kanade> (かなでワールド)
君は一体どこからきたの?
去年、7月末頃にコバギボウシの花茎になにやら白い綿毛のようなものがついてるのに気付き、よくよく観察していると「動いた!虫だ!!」と、守る会の皆様と大騒ぎしていた「スケバハゴロモ」(幼虫)
今年も来るのかな?とコバギボウシの葉っぱを注意深く見ていましたが、綿毛らしきものはずっと確認できませんでした。
・・が、コバギボウシの蕾が立ち上がり始めた頃、どこからともなく綿毛が……。
いつ産卵にきたのだろう、親はどこに行ってしまった?
普段は花茎にぺっとりくっついていますが、触れない程度に指を近付けるとブワッと毛を逆立てます。 スケバハゴロモにとっての「威嚇」でしょうか?
キラキラと輝く毛、一体どうなってるの?ただの光の反射?
幼虫はコバギボウシの花茎に多くいます。触ってかぶれたりする可能性もあるので、触らない程度に観察してみてください。
たんぽぽの綿毛のような、顔はセミのような、、 調べてみると、カメムシの仲間らしいです。ちなみに、セミもカメムシ目でカメムシの仲間です。
調べてみると「へえ!!そうだったの!!」と意外な発見。
自然界には学校では教えてくれない「不思議」がたくさん詰まっています。少し足を止めて注意深く観察すると、面白い発見があるかも…しれませんね。
<管理人>
かなでさんの写真、怒ってるよ、絶対。 後ろにある白い毛の束を逆立ててるし、こっち見てガン付けて、何か叫んでる・・・
「オラ、オラ、オラ、オラア~!」