カテゴリー
今日の樫原

アカマツの主幹は玉切りの玉切り

玉切りの玉切り
もったいない・・

 大きすぎ、重すぎの玉切り丸太は、さらに玉切りして、なんとか持ち出せる大きさに処理することが出来ました。しばらく乾かしてから持ち出そうと言うことになったのですが、並べてみると腰掛けるのに良い感じ。庭に置いてコーヒーやお菓子をのせるのもありだよ・・と、だんだんもったいない気がしてきました。何かいい使い道は有りませんかねぇ。(必要な方、問合せ欄でご連絡ください。)

縦割りに挑戦
一応、割れましたが

 さて、月曜4人衆との作業は、無謀にも縦割りにも挑戦。切り口の中央部をチェーンソーで縦に半分ほどにまで切って、そこにくさびを打ち込めば、「パカッ」と2つに割れるだろうと、みんなそう思って掛矢(かけや)でたたきました。ところが、くさびは切り口から一瞬沈んで、次の瞬間、1m程飛び上がって抜けてしまいました。    えっ、マジですか?!。  再挑戦しても同じ。誰がやっても同じ。どうやら、生木で粘り気があり、打ち込んだ力が跳ね返しの力に変換されて飛び抜けるようでした。恐るべし、マツの生木!。結局、チェーンソーでさらに切り下げて、何とか2つに割りましたが、70前後のおじさん(おじいさん?)達には目から鱗の珍体験でした。

カテゴリー
今日の樫原

中之島通行止めは解除しました!

問題の枯れ枝が引っかかったアカマツ
中央の枯れ枝が落ちそう!

 10月10日以来、中之島周回コースは通行止めでした。アカマツの高さ15m程の所に引っかかった枯れ枝が落ちそうで、落ちない。長さ5m程、枝の直径は約10cm、もし誰かに当たったら大惨事になります。どうにもならないので「通行止め」としていました。11月26日に桑原集落の方々が湿原の木柵等の整備に来られましたので、組長さんに事情を話したところ、即答、「切りましょう。」でした。トマト農家の諸隈さんはチェーンソーワークはほぼプロ級、木柵の杭と杭の間にドンピシャリ仕留めました。「すごい!」の一言、笑うしかありませんでした。有り難うございました。この後、直径60cm程の主幹を10個ほどに玉切りにしてくれましたが、大きすぎ、重すぎ。どうやって動かそうかと思案中です。

カテゴリー
今日の樫原

ボランティア作業:落ち葉かき

 11月26日、日清紡マイクロデバイスAT(昨年まで佐賀エレクトロニックス)の方々による落ち葉かきボランティア作業が行われました。今年で6年目。今年は80名程の参加がありました。以前は通常の維持管理作業として実施していましたが10日以上かかっていましたので大変助かっています。湿原の維持管理作業は湿原の中だけと思われがちですが、周辺環境の管理も大変重要です。湿原の保全では、栄養状態を貧栄養にすることがポイントですが、それには周辺からの栄養分の流入を押さえることが重要です。昭和中期頃までは湿原周辺では草刈、柴刈りが広く行われ、そのことが湿原の貧栄養状態維持につながっていました。しかし、昭和中期以降はエネルギー革命による農業形態・生活形態の変化で湿原周辺環境は放置され、森林化してきました。平成17年(2004年)以降の自然再生と維持管理作業では、可能な限り当時(昭和中期まで)の状態に近づけることを目標に、保全の取り組みが継続されています。その中で森林管理は除伐による落葉樹林化と落ち葉かきを2本柱としていますが、その片方(落ち葉かき)を日清紡マイクロデバイスATの方々がやってくれていることになります。感謝、感謝です。たくさんの子ども達も参加してくれました。彼らが大人になったとき、湿原がより良好な状態で保全されているよう、これからもみんなで頑張っていきたいものです。(芝刈りは柴刈りの誤記でした。:12月29日訂正)

12月29日の「今日の樫原」

カテゴリー
今日の樫原

ヒメアカネ

     ♂
    ♀ 

 もう11月も下旬というのに、わずかですが、まだトンボが飛んでいます。しかも連結。この後、産卵するのでしょうか。調べてみると「卵で越冬する」とありました。来年の春に孵化し、7月以降に成虫が見られるようです。来年の夏にまた会いましょう。