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今日の樫原

コガネグモが2匹います。

 ピンボケ写真ではありません。コガネグモが2匹います。右上はメス。左下はオス。メスが張った網の上にひっそりつかまって、じーっと動きません。派手なメスに気を取られて、危うく見過ごすところでした。小さっ! 調べてみると、オスはこの位置から糸に振動を与えてメスにアピールしているとか。糸に振動を与えるだけでアピールになるとは、理解できませんね。多分、クモは振動で世の中を見ているのでしょう。
 先日の「今日の樫原」(6/20)で、「コガネグモの餌捕りは確率が悪そう」と書いたら、今日は目の前で餌捕り現場を見せてくれました。失礼しました、確率高そうですね😉。

メス
オス
餌捕り
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クララは残された!

 溜め池の土手に1株のクララがあります。以前は土手の草刈り時に一緒に刈られ分からなかったのですが、誰かが気づき、地元の方にお知らせしたようです。それ以後、草刈りされずに残され、年々大きくなっています。今年はたくさんの花が付き、マルハナバチ達が盛んに蜜を吸っていました。
 クララは九州では各県に分布しますが、佐賀県では少なく、絶滅危惧Ⅰ類種に区分されています。生育環境の減少が原因のようです。樫原湿原域では他にはなく、確認されているのはこの1株だけです。

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蛇と目が合いました!

 ガサガサッと音がした方を振り向いた途端、目が合いました。相手はピクリとも動かない。こちらも動かない。お互いに後ろ斜め45°の方向で目があったままフリーズ。さあ、どうする・・・。 どう言うつもり? こっちが気づいてないとでも思っているのでしょか。バレバレです。ゆっくりカメラを向けてパチリ。カメラ目線のヤマカガシが撮れました。
 木道横のコガネグモはいつ見ても両手両足を広げた格好で、ひたすら待ちの姿勢。獲物がかかったところを見たことがない。確率はかなり低そうです。それにしても、表側(?)の顔つきのユニークなこと。何か意味があるのでしょうか?

ヤマカガシ
コガネグモ(裏)
コガネグモ(表)
中央は枯松
待避~!
一件落着

 枯松が散策路上に倒れたことはこれまでに数回ありました。幸い事故なし。でも、安全管理上、早めの伐採が必須です。今日は弁財天参道のすぐ横に枯れ松確認。こうなると月曜4人衆にスイッチが入ります。「やっぱ、今日、切ろう!」と言うことで、枯松の高さ5m程の所にロープをかけ、反対側のアカマツの後ろを通して人力ウインチ。思いのほか枯れが進んでいて、幹の半分も切ると早くも倒れ初めました。チェーンソーを持って待避~!「枯松伐採は上から枝が落ちてくるから気をつけないかんばい」と村の伐採プロから教えられていました。「ヘルメットをかぶらんかい!」と怒られそう。ともあれ、怪我もなく、午前中に一件落着。玉切りした幹の搬出まで終わりました。お疲れ様でした。

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のんびり散策 トキソウはほぼ終わりです。

 今年は6月11日の梅雨入りでしたが、まだ晴れの日が続いています。ぱらぱらと来訪者があり、のんびり湿原を散策する姿が見られました。トキソウの花はほとんど終わり、ヒツジグサやトンボ類の写真を撮っておられました。ゆっくりした時間の流れ、それぞれに満足の散策だったようです。

ヒツジグサ

 まれに車椅子の来訪者があります。今日は大分からの老夫婦。ハッチョウトンボやトキソウ、ヒツジグサ等を楽しまれていました。ただ、木道の先端は同じ幅で行き止まり。先端では方向転換できずに10m程バック。広くなった場所で方向転換でした。転換場所が分かっている側では何気なかったのですが、初めての方は先端までいってしまうのが当たり前。今後の改善点を教えていただきました。