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今日の樫原

ドローン散布

 今日は湿原横の水田にドローンがやってきました。農薬散布の効率は人力の5倍とのこと。若い人がコントローラーを使って操縦している様子は、子どもが野外でファミコンをやっている様にも見えますが、彼は「産業用マルチローター技能認定証」を持つオペレーターで、有資格者?とか。子育ての時に「ゲームばっかしせんで、先に勉強せんか!」と叱った世代には、振り上げた拳の下ろしようがない気分です。「ほ~っ、すげ~なあ。」と、ただただ感心。
 ウクライナでもこんな風に若い人が飛ばすのかと思うと、複雑。日本の若者は幸せだ。一昨日は広島、明日は長崎の原爆の日。世界平和を祈ろう。

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今日の樫原

調査・研究

 佐賀大辻田研究室の皆さんですが、頭を付き合わせ、何やら熱心に観察中。今日はいつもの継続調査とは別に、新たな植物の調査が加わったようです。新規調査の場合、佐賀県にも新規の許可願いの提出が必要ですが、今回はすぐに許可が下りたとか。これまでの実績と信用の積み重ねの結果でしょう。日頃の行いが大切ですね。それにしても追加種は既に花茎が枯れ始めていて、もう少し遅れていたら個体確認が難しくなりそうな状態でした。ぎりぎりセーフ。調査手続きが速やかだったお陰。タイミングを逃すと翌年まで待たなければならないこともあり、野外調査はいろんな意味で大変そうです。

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今日の樫原

キノコ

ベニイグチ
ベニイグチ(裏)
ニセアシベニイグチ

 森の中を歩いていて、いかにも毒々しい赤い色をしたキノコを見つけました。”こりゃヤバイ、絶対ヤバイな。触るまい。”と、恐る恐る撮影しましたが、キノコ好きの人に言わせると「わ~きれい!、赤ワインみたい!」となるらしい。食毒不明とのこと、誰かが食べるまで、手を出すのは止めた方が良さそうです。
 一方、ニセアシベニイグチはチーズのような匂いがする第一級の食用キノコとか。でもやっぱり、誰かが食べるのを見届けてからでないと不安だな~。

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サギソウが咲き始めました

 「サギソウが咲き始めました」と紹介しても、もう良いでしょう。湿原のあちこちに白い花が目に付くようになりました。わざわざ説明しなくても、多くの人が気づいてくれます。やっと「湿原の夏」が来た感じです。
 でも現地は焼けるような暑さ。熱中症に気をつけながらの観察になっています。