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今日の樫原

イノシシの子育て巣

ススキ群落の中に?
子育て巣
出入り口

 草刈をしていたら、ススキの藪の中に刈草が集められていました。昨年も同様のものを見ていますので、すぐに何か分かりました。イノシシの子育て巣です。刈草はまだ青く、巣を作って2~3日しか経っていないと思われました。近づくと、左右に出入り口と思われる穴があります。棒を入れて壊してみようかとも思いましたが、中にいるかも知れないので、取りあえずその日(6/25)はそのままにしました。
 翌日(6/26)に確認すると、入り口の形状が変わっていて、穴が大きくなっていました。「やっぱりまだいる!」、と言うことで、今もそのままにしています。来週、開けて見ようと思っています。
 地元の猟師さんに聞いたところ、「出産に使うが、天気が悪い時期等はその後も数日巣を使う」とのこと。今回は正にそんな状況だと思われます。ちなみに、猟師さんの知り合いが巣の上にドンと飛び乗ったところ、中からイノシシが飛び出してきたとか。やっぱり、あと数日は触らない方が良さそうです。

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八代植物友の会の観察会

 6月9日(日)、熊本の八代植物友の会の皆さんが湿原の観察に来られました。とりわけ、トキソウ、ジュンサイ、ミツガシワはしっかり観察したいとの要望でした。総勢43名の団体です。とても一人では案内できません。守る会の協力(4名)を得て、案内人5人で5班に分けて案内しました。八代を朝7時に出発して、10時半過ぎに駐車場に到着。「強い雨」との前日までの天気予報も何とか外れてくれて、観察会を行うことが出来ました。少し雨模様でしたが、驚いたことに皆さんメモ帳をもたれての観察会でした。学校の社会見学以上の真剣さで、質問も活発。日頃からしっかりした会活動をされていることが強く感じられました。案内を聞かずに勝手に行動する人もありません。「観察会」のお手本のようなすばらしい会になりました。守る会の皆さん、そして友の会の皆さん、お疲れ様でした。こんな会が増えると良いなと強く思いました。

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リュウキュウサンショウクイ

 高いスギのてっぺんにホオジロぐらいの鳥が止まっていました。「あれがサンショウクイ、詳しくはリュウキュウサンショウクイです。お腹がちょと黒いでしょう。元々は沖縄から九州南部に生息していたものが、温暖化の影響で北部九州でも見られるようになっています。」と常連さんから教えてもらいました。山椒の実を食べてあまりの辛さに「ヒリヒリヒリー」と鳴くとのことですが、残念ながら声を聞くことは出来ませんでした。

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ハッチョウトンボが出始めました。

ハッチョウトンボ(雌)
ほら、そこ!

 例年より10日ほど遅れて、やっと今年もハッチョウトンボが出始めました(初見:5/18)。昨年7月初めに豪雨があり、かなりの個体が流されただろうなと心配していました。出てくれて有り難う! 次はどのくらい出るか、数が気になります。