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今日の樫原

ジョロウグモでしょうか?

 秋が始まり、巡視路はどこに行っても蜘蛛の巣が張り巡らされています。しかも、その高さが調度顔に当たる位置。いい加減、嫌になります。巣の主はジョロウグモ?でしょうか。大がメス、小がオスまでは分かりますが、詳しい種類は・・・。ところで、その巣、どれを見ても2匹セットです。へぇ~と思いながら湿原を見ると、今日は来訪者も多くは2人連れ、蜘蛛とおんなしじゃん! ただ、こちらは奥様主導か旦那様主導かまちまち。蜘蛛の世界とはシステムが違うようです。

ジョロウグモ?
人間界も二人連れ
二人連れで平和です
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今日の樫原

やむを得ず立入禁止看板

 稀な菌従属栄養植物が生育するため、昨年から、立ち入り抑制を目的に黒のビニールひもを設置していたのですが、今年8月頃から踏み跡がつき始めました。その為、支柱を2本立て、ロープを3段に張って入れなくしたのですが、ロープをくぐっての立ち入りが後を絶ちません。座り込んで、スマホ、デジカメで撮影するため、一部の個体は踏まれてしまっていました。また、周辺が踏み固められ、来年の発生が心配される状況になりました。やむを得ず、立入禁止の看板を設置しました。多くの来訪者が、豊かな自然に癒やされることを楽しみに来られます。その意味で、こんな無粋な看板は可能な限り立てたくないのですが、仕方ありません。

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台風一過とブルービー

 台風10号は全国で多くの被害を出しながら、まだノロノロと関東をさまよっているようですが、幸いにも樫原湿原域ではほとんど影響はありませんでした。林域周辺の観察路の状況が気になっていましたがほぼ良好。ただ、一部に大きめの落枝があり、風の強いときは危険だと感じました。皆様、どうぞお気をつけ下さい。
 一方、台風一過で天候は散策に最適、多くの来訪者がありました。あわせて今日(8/31)はブルービーが大量に出現。しかも市道下のオトコエシの花に来ていたため撮影にもってこいの状況でした。「今日は今までで最高でした。ワンショットに5匹入りました!ピントもOKでした。」と、地元のカメラ愛好家も興奮気味でした。

中之島周回道
湿地Ⅰ巡視道
直径10cm程の落枝
オトコエシに来たブルービー
ブルービーを撮影する人々
ブルービーを撮影する人々
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ハッチョウトンボは終わりました。

 5月中旬から見られたハッチョウトンボですが、8月になり個体数がぐっと減って、8月12日には遂に確認できなくなりました。最後のビューポイントの湿地Ⅱ下部域で随分探しましたが見つかりませんでした。どうやら、今年はこれで終わりのようです。長い期間、みんなを楽しませてくれて有り難う。来年の5月にまた会えることを楽しみにしています。
(実は、今年は例年に比べて個体数が随分少なく感じました。昨年7月の豪雨の影響がかなりあったかなと思います。他方で、他のトンボ類も全体に少なかったのですが、聞くところによると、九州全域で少なかったとか。「地球温暖化のせい?」などと、みんなで原因が気になっています。)