カテゴリー
今日の樫原

今年もあの謎の虫

 去年もいたあいつ!。誰かはもうわかっています。「スケバハゴロモ」 コバギボウシの花茎に、白い綿のような毛をかぶってもぞもぞしています。(湿地Ⅱ 中の島側木道沿い)

<kanade> (かなでワールド)
 君は一体どこからきたの?
 去年、7月末頃にコバギボウシの花茎になにやら白い綿毛のようなものがついてるのに気付き、よくよく観察していると「動いた!虫だ!!」と、守る会の皆様と大騒ぎしていた「スケバハゴロモ」(幼虫)
 今年も来るのかな?とコバギボウシの葉っぱを注意深く見ていましたが、綿毛らしきものはずっと確認できませんでした。
 ・・が、コバギボウシの蕾が立ち上がり始めた頃、どこからともなく綿毛が……。

 いつ産卵にきたのだろう、親はどこに行ってしまった?

 普段は花茎にぺっとりくっついていますが、触れない程度に指を近付けるとブワッと毛を逆立てます。 スケバハゴロモにとっての「威嚇」でしょうか?

 キラキラと輝く毛、一体どうなってるの?ただの光の反射?

 幼虫はコバギボウシの花茎に多くいます。触ってかぶれたりする可能性もあるので、触らない程度に観察してみてください。

たんぽぽの綿毛のような、顔はセミのような、、  調べてみると、カメムシの仲間らしいです。ちなみに、セミもカメムシ目でカメムシの仲間です。
 調べてみると「へえ!!そうだったの!!」と意外な発見。

 自然界には学校では教えてくれない「不思議」がたくさん詰まっています。少し足を止めて注意深く観察すると、面白い発見があるかも…しれませんね。

<管理人>
 かなでさんの写真、怒ってるよ、絶対。 後ろにある白い毛の束を逆立ててるし、こっち見てガン付けて、何か叫んでる・・・
 「オラ、オラ、オラ、オラア~!」 

カテゴリー
今日の樫原

気になる鳥たち

中央奥のタブノキあたり
中之島の全域で

 ひと月以上前から、市道北の森の中からキツツキのドラミングの音が聞こえてきます。音の響きなどから「アオゲラ」と言うことで意見が一致。鳥ねらいの来訪者が何人も撮影に挑戦しているのですが、まだ姿は撮られていません。場所は「タブノキ」とほぼ特定されているのですが。
 中之島の至る所で、「ホ~、ホケキョ、ケキョ、ケキョ・・」と誰でもわかるウグイスの声が聞こえてきます。繁殖期で、どこかに巣があるはずですが、探し出した人はいません。あまりに一般的で、その気にならないのでしょう。声を聞いているだけで十分。
 「ピョロロー」森の中に通る独特の鳴き声は「アカショウビン」。ただ、どこから聞こえてくるのか、何となくわかりづらい。多分、湿地Ⅰ北側の森の向こうからと思うのですが。もちろん、写真に収めた方はまだ一人もいません。
 ということで、樫原湿原の3大幻の鳥。どなたか、撮影に成功された方がいたら本ページに写真をご提供ください。ぜひ、ぜひ。

カテゴリー
今日の樫原

この暑さの中を・・・鉄人!

鉄人?
高低差573m
片手で持てる重さ

 この暑さの中を唐津市内から自転車で、高低差573m、24kmを1時間半で上がってきた鉄人。達成感いっぱいの笑顔で、「今年も上がってこれた」とおっしゃっていました。毎年、Ⅰ度は上がってくるらしい。愛車はカーボン製で、片手で軽く持ち上げられる重さでした。一つだけ失敗。観音の滝の自販機で給水予定だったのに、閉まっていたとか。(観音の滝は一昨年の水害後、閉鎖が続いています) もちろん樫原湿原にもありません。水筒は早くに空っぽ。これから大屋敷方面を通って自販機を探しながら帰るそうです。鉄人は同じルートを引き返すことはしないようです。
 (鉄人は管理人より先輩でした。恐れ入りました。)

カテゴリー
今日の樫原

記録更新!

午後2時
午後4時

 訳のわからん気温になりました。今日はほぼ雲のない晴天の一日でした。監視小屋の前の温度計は午後2時で36℃。そうだろう!と納得でした。ところが、午後4時前の気温は41℃!!!!! えっ?、 えっ? と二度見。 監視の加茂さんは小屋のそばにもおれず、椅子を持って林の中に逃げ込んで来ました。(管理人は一足先に林の中でした。危機管理能力が高い!) 明日も同様の天気のようです。 ヤバいなあ。 夏期のモニタリング調査(植生調査)の予定ですが、何か対策を立てないと。 取りあえず朝早く行こう!