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今日の樫原

落枝の危険

弁財天横から先は立入禁止
8月の台風で落下した枯れ枝

 中之島を一周するルートは、現在、立入禁止にしています。(弁財天までは行けます。) 観察路沿いのアカマツに長さ3m程の折れた枝が引っかかっています。高さ15m程の位置で除去作業が出来ません。風などで自然に落下するのを待つしかありません。ただ、かなりしっかり引っかかっているので落下するには時間がかかりそうです。
 8月の台風後には、長さ6m程の枯れ枝が落ちていました。こんなのが当たったら取り返しのつかない大事故になります。気をつけるに越したことはありません。

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おい、イノシシ、いい加減にしろ!

イノシシによる掘り返し
イノシシのばか!
防獣メッシュ設置

 イノシシによる掘り返しはいつものことですが、ここ数年は見過ごし出来ない状態になっています。樫原湿原では特に大事な貧栄養型低茎群落域で被害が顕著。湿原周辺を防獣メッシュで囲むのが一番ですが、佐賀県の対応もすぐにとは行かないようです。取り急ぎ、次善の対策として、イノシシの通り道に防獣メッシュを設置してみました。手前に水路があり、敵は丸太橋を渡ってきます。その渡り口に設置しましたので、こちらに来るには水の中を泳ぐしか有りません。他にも4カ所、橋を渡れないように設置しました。敵がいつも通りに行動するには少なくとも2回、水の中を泳がなければなりません。 ”どうだ、参ったか!” これでも泳いでくれば、敵のアッパレですが・・・。 しばらく様子を見ます。

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ヒメスズメバチと蜜線

ヒメスズメバチ
ヒメスズメバチ
ノダケの花

 9月25日にオオスズメバチとして紹介したのはヒメスズメバチでした。 腹部先端部が真っ黒なのが特徴で、オオスズメバチに次ぐ大きさだとか。また、性格はスズメバチの中では最もおとなしく、刺傷被害例がもっとも少ないスズメバチだそうです。(ヒメスズメバチ|上野高敏 -Takatoshi UENO- (kyushu-u.ac.jp) でも、やっぱり、刺されたら痛そう。
 ノダケの花を盛んになめているので、近づいてみました。雌しべの基部の赤紫色に膨らんだ部分(柱下体)から蜜が出ているようです。

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スズメバチ、気いつけなはれや!

ヒメスズメバチ
ヒメスズメバチ
キイロスズメバチ
キイロスズメバチ

 毎年この時期になると、ノダケの花にスズメバチがやってきます。ヒメスズメバチとキイロスズメバチの2種類を確認しましたが、他の種類もいるかも知れません。花の上を盛んに動き回って、蜜を集めているようです。蜂の巣近くでは防衛のため近づく人に攻撃を仕掛けると言いますが、これまで、花の蜜をなめている蜂に近づいても攻撃されたことはありません。それでも、もし刺されたら一大事、十分気をつけて下さい。今年はとりわけ多いように感じます。
 (9/25にオオスズメバチとして紹介したのはヒメスズメバチでした。9/27に訂正しました。ご覧いただいた方からご指摘いただきました。有り難うございます。)