カテゴリー
今日の樫原

今日の樫原:ハラビロトンボ

ハラビロトンボ ♂
ハラビロトンボ ♀

 田植えの季節とともにトンボの季節が始まったという感じです。ホソミオツネントンボ、シオヤトンボ、ヨツボシトンボ等が見られます。以前から何となく撮り逃がしていたハラビロトンボの雄を撮れて今日は満足。ですが、もう少し成熟した雄をと思っています。

 連休の間にほとんどの田んぼで田植えが終わっていましたが、よく見ると12条植え。「へぇ~! すごい機械があるもんだ。」と思わず感心。(どうやら6条植えが往復したようです。ちょっとびっくり。 5/11)
 木道の上にはニホンカナヘビがチョロチョロ。カメラを近づけてもしばらく動きませんでした。おかげでアップが撮れました。サンキュー!

カテゴリー
今日の樫原

今日の樫原:シュレーゲルアオガエルの卵のう

シュレーゲルアオガエルの卵のう
ニホンアカガエルの卵のう

 カサスゲの根元に白い泡。まだ表面は水気があって、産んで間もないのでしょうか。泡の表面に白い卵が点在しています。土の中に産むことが多いとかで、見つけられてラッキーでした。
 先日見つけていた池の中の卵のうは全体が黒く、やはりニホンアカガエルのもののようです。こちらもまだ卵割は進んでいないようで、今後が楽しみです。ただ、昨夜の雨のせいか、卵のうは池の中を漂う状態でした。次、見つけられるかな?

カテゴリー
今日の樫原

今日の樫原:アカハライモリがやっと

アカハライモリ

 遅れていたアカハライモリがやっと出てきました。いつもは、ニホンヒキガエルのオタマジャクシがあまり泳げない時期に現れるのですが、今年は随分寝坊したようです。おかげでオタマジャクシは大きくなり、泳ぎも集団遊泳が出来るようになって、もうアカハライモリの餌食になることはありません。完全に出遅れです。「どうするの? エサがないじゃん」 でも、じっと観察していると、ときどきピッ、ピッと俊敏な動きをすることがあります。多分、オタマジャクシよりずっと小さな水生昆虫などを食べているのだろうと思います。
 今日は池にはカワセミもやって来ていました。繰り返しダイビングしては何かをくわえていきます。イモリ?、オタマジャクシ?、それとも小魚? でも、池では小魚はほとんど見かけません。いったい誰が餌食になっているのか? 環境省的に言えば「命つながる自然」なのですが、みんなお腹をすかして必死のようです。当事者たちは「食う、食われる」の戦いの日々。

 湿原一帯には、ニホンヒキガエルの他にトノサマガエル、ツチガエル、ニホンアカガエル、ニホンアマガエル、シュレーゲルアオガエルが生息しています。ところが、これまでニホンヒキガエル以外のカエルの卵を見かけないというのがみんなの話題になっていました。ついに今日、水の中に卵のうを見つけました。状態からニホンアカガエルかトノサマガエルのどちらかだろうと思いますが、断定できずにいます。全体が真っ黒のようで、ニホンアカガエルの可能性が高いように感じます。次回、胴長をはいて確認に行きます。(カエルは、本サイトの「生き物たち」→「カエル・ヘビ」に写真をアップしています。)

カテゴリー
今日の樫原

今日の樫原:代掻き、シニア世代の力業

 「田植えはすんでるかなあ?」と思いながら峠を越えると、先日の田んぼはそのまま。 「えっ? 田植えは?」と、少し絶句。
 農家の方に尋ねると、先日の作業は「荒代(荒掻)」とのこと。代掻き(しろかき)には「荒代」とその次の「本代」があって、先日の作業は前者だったようです。(お詫びして訂正します。私の実家では代掻きは1回しかしません。) それにしても、稲刈り後から田植えまで、何回作業をしているのか、今度詳しく聞いてみましょう。

間伐作業
月曜4人衆:観察路整備ボランティア

 植林地の間伐は毎日続いているようで、林内は随分明るくなりました。古希を過ぎてなお、大きな重機を何台も使って作業をされています。チェーンソーワークは熟練の域。10mを超える杉の木は狙ったところに倒れていきます。弟子になりたい!
 月曜4人衆は完全な力業。スコップ、ハンマー、バール、ツルハシを駆使して観察路の整備をされていました。作業をした部分の観察路は、現在、通行止めです。来週には開放されるでしょう。お疲れ様です。有り難うございます。