例年なら2月上旬には現れるヒキガエル(ニホンヒキガエル)が、今年はなかなか現れずにみんなで心配していました。ここ数年、産卵に訪れる個体の数が漸減し、昨年はたくさんの死骸もありました(多分、イタチに捕食されたと推察。)もしかしたら、今年はもう来ないのではと少し諦めムードになりかけていたのですが、3月3日のひな祭りの日に会えました。よかった! 卵塊も昨年より少し多い感じです。(と言っても、10年程前に比べれば激減ですが) 産卵後、3~4日ほど経過した大きさになっていますが、その中に産卵直後と思われる細い卵塊があり、たどっていくと抱接中の2個体がいました。まだ産卵は続いているようです。随分探しましたが、他には成体は見当たりませんでした。この2匹が無事に森に帰れるよう、祈るばかりです。
通行止めは解除しました。
枯れマツがあって危険なため通行止めにしていた中之島裏の周回路は、伐採処理が終わりましたので通行止めは解除しました。野焼き前に処理したかったのですが、どうにか間に合いました。
枯れマツの高さは23m程。写真ではわかりづらいのですが、少し手前側に傾いていて、重心方向に倒せば歩道の方に来て大変です。中央付近にある枯れ枝にスローウェイトを投げ上げてロープがけをし、そのロープを左奥方向に持って行って、手動ウインチで牽引。受け口設置の後、追い口側を切り込んではウインチで牽引を繰り返して、どうにかし止めました。この手の処理は、最後の伐採そのものは楽で、それまでの、安全に伐採するための準備(ロープがけ)のほうが数段に大変です。この日も、高さ10m程の所に突き出た長さ1mの枯れ枝に、スローウエィトを投げてロープをかける作業に2時間ほどかかりました。ウェイトの投てきは多分20回以上やったでしょう。無事、枝に掛かったときには、うれしさよりホッとしました。「これで帰れる」でした。ロープがけに気力と体力を使い果たし、伐採は翌日に行いました。
今週から、駐車場のトイレ工事が始まっています。仮設トイレは場所が変わっています。電気が来ていません。座ると冷たいです。(ひぇ~!となります。)
工事のおじさん達はボーリングの機械に集中。近づいても気づきませんでした。取りあえず30mは掘るとか。それより浅い部分は水に鉄分が多く、使い物にならないそうです。多分、その間、ほぼ花崗岩の母岩じゃないかなあ。それで、機械の動きに集中しているのかな。でも、話しかけたら、気さくにいろいろ教えてくれました。大きめの穴を掘ってコンクリートを流し込み、鉄分の多い水がしみこまないようにして、その中を新たに掘って30mより先まで掘り進むようです。(話しかけないでください。機械の動きに集中しています。)