5月も後半に入り、例年通りハッチョウトンボが出始めました。雄も雌もまだ若い個体が多く、狭い範囲に複数の個体が群れた状態になっています。雄の若い個体は一見、雌と似ていますが、慣れてくると区別が付きます。写真2枚目は頭部にも縞模様があり、雌であることが分かります。キイトトンボ、モノサシトンボもそろそろ出始めたようです。
トキソウも咲き始めました。まだ全域とまではいきませんが、群落状の開花がいくつか見られるようになりました。弁財天鳥居横のオオバウマノスズクサも開花です。
湿原では、これらの生き物に近づけない場合がほとんどです。写真を撮る場合は望遠機能が必須です。観察の場合は双眼鏡があると便利です。ただし、ハッチョウトンボは木道のすぐ横まで来てくれることもあり、スマホで撮影出来る幸運に恵まれることもあります。日頃の行いが大切かもしれません。
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