この時期、ノダケの花にスズメバチの仲間が頻繁にやって来ます。花から出される蜜を吸うのが目的です。彼らは舌の部分が短いので、蜜が花序の表面にしみ出すノダケはこの時期の貴重な餌場なのでしょう。 オオシオカラトンボは普段は木道の板の上や木柵のワイヤーの上によく留まります。特にワイヤーの上の個体はそばまで近づきやすく、写真を撮るにはもってこいです。ところが今日はノダケの先端部に留まっていました。こんな留まり方、あまり見かけません。たまたまそこに留まりたい気分だったのでしょうか、ポーズとしてはOKですね。 しばらくノダケを気にかけてのぞいていたら、ナガコガネグモが変な格好で張り付いていました。こんな所で何がしたいのでしょうか? いえ、どうしょうかと考えている最中ですかね。ちょっと意味が分かりません。蜘蛛の巣は見られません。ノダケにやって来る虫を素手で捕まえようとでもしているのでしょうか?
秋の始まりとともにノダケの花が目立ち始めます。花はたくさんの蜜を出しますので、いろんな虫たちがやって来ます。立ち止まって、ゆっくり観察してはどうでしょうか。(訂正:ノダケの蜘蛛をジョロウグモとしていたら、長崎の蘭堂さんから「ナガコガネグモ」とのご教示をいただきました。。有り難うございます。)
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