枯れマツがあって危険なため通行止めにしていた中之島裏の周回路は、伐採処理が終わりましたので通行止めは解除しました。野焼き前に処理したかったのですが、どうにか間に合いました。
枯れマツの高さは23m程。写真ではわかりづらいのですが、少し手前側に傾いていて、重心方向に倒せば歩道の方に来て大変です。中央付近にある枯れ枝にスローウェイトを投げ上げてロープがけをし、そのロープを左奥方向に持って行って、手動ウインチで牽引。受け口設置の後、追い口側を切り込んではウインチで牽引を繰り返して、どうにかし止めました。この手の処理は、最後の伐採そのものは楽で、それまでの、安全に伐採するための準備(ロープがけ)のほうが数段に大変です。この日も、高さ10m程の所に突き出た長さ1mの枯れ枝に、スローウエィトを投げてロープをかける作業に2時間ほどかかりました。ウェイトの投てきは多分20回以上やったでしょう。無事、枝に掛かったときには、うれしさよりホッとしました。「これで帰れる」でした。ロープがけに気力と体力を使い果たし、伐採は翌日に行いました。